限界ある愛が、両者をしあわせにできるとしたら、精神界にある周囲の人たちに、感動と勇気をあたえることができるだろう。ただし、〈各々〉の考え方の違いで相手側に気分を害するよいな表現したり、生き方の違いで相手側に気分を害するような表現をするようでは、感動や勇気をあたえられるどころか、すべての〈存在〉に対して精神的負担を負わせることになる。とにかくだ。〈各々〉が、《心の鋼鉄の扉》つくらないことが大切だ。〈いついかなる時も〉《心の鋼鉄の扉》を開けることができるようにメンタルトレーニングを怠らないように心がけたい。具体的には、相手側を尊重・尊敬するためのメンタルトレーニング、つまり、ここ謂うところのメンタルトレーニングとは、両者とその心の〈距離〉の〈取り方〉を意味しているのだ。我々には、『山嵐のジレンマ』の内容を想起することが、常に、求められている。
17
1月